井上健也 | 先輩社員の履歴書 | 2024年新卒採用

農園管理部農園管理課井上健也（2013年入社）

部署のご紹介

オリーブ農園で働きながら栽培の管理や園地の整備をしています。

学⽣の皆様へ、60秒のメッセージ

学生時代、先輩社員に聞きたかった事をお話しします！ ※社内新入社員アンケートより

主な仕事内容

主な業務は農園の管理です。生まれてからずっと井上誠耕園のみかんや果物を食べて育ってきましたから、木々や自然に対する感謝は人一倍持って手入れをしています。その他にも園主(代表)の次男という立場上、社員のマネジメントや、新システム開発の打ち合わせ、商品開発や広報物の企画会議への参加など、あらゆる業務に携わっています。

仕事の失敗から学んだこと

特殊な立場だったからこそ、若手時代は人一倍厳しい指導を受けましたし、周囲からの期待にも悩みました。また「一定の部署に落ち着いて、しっかりと深く業務を覚えたい」という想いが常にありましたから、頻繁に所属部署が変わることに、「何でも屋」「都合よく動かせて良いコマ」だと思われているのでは？と憤ったこともあります。でも「まずは与えられた目の前の事に一生懸命取り組んでみる」という覚悟を持ったことで、「今の仕事がどうすればもっと良くなるか」を考える癖がつき、それによって自分の成長へと繋がったような気がします。成長することで、周りからの信頼も得ることができ、信頼は新たな仕事を得るキッカケとなります。希望する仕事への近道は、地道な成長にあることを学びました。

成功体験

入社して１年目は成功体験をしたことがありません。それより日々の仕事に必死でした。その中でも少しずつ余裕が出てきて、配属されたカフェでは売上歴代最高記録を達成。コールセンターでは最多販売数を記録したり、クレーム数０件を達成できました。ジョブローテーションに腐ることなく、目の前の事に一生懸命取り組んだ結果です。この経験は、今の自信につながっていますし、未体験の仕事に率先してチャレンジできる勇気の礎になっています。

将来への展望

小豆島には耕作放棄地と呼ばれる、整備もされず放棄された土地が東京ドーム約300個分もあります。この土地を再び整備し、利益を生む園地として再生していくことが私の現在の目標です。そのためには農業の確かな技術を身につけ、技術や想いを後輩や新人に継承していくことが、これからの課題です。そうして生み出した製品を、お客さまに価値ある商品としてお届けすること。また、販売技術もさらに高めていく必要があるでしょう。農業という観点からだけではなく、小豆島の各種産業の活性にも寄与していきたいと考えています。

就活生のみなさんへの
メッセージ

農業を起点として利益を生み出し、多くの雇用を生み出す事で、地方の活性化に寄与したい。地方が活性化することが、果ては国の活性化の一助となると考えています。6 次産業を高い水準で成功させられている企業はいまだ多くない中で、井上誠耕園は先駆者となれる素地が十二分にあるし、そうならねばと考えています。そのために、私たちはさまざまなことにチャレンジし、新たな道を開拓していきます。井上誠耕園には、そうしたチャレンジをどの世代からでも提案して実践できるチャンスがあります。「地方の発展に貢献したい」「人の役に立ちたい」などなどの夢を描いている人はもちろん、まだ将来が漠然としている人にも、必ず成長に繋がる職場です。